「真に人を助けられる人になるのが自分の使命」
本当の国際協力について考えるインタビュー

「真に人を助けられる人になるのが自分の使命」<br>本当の国際協力について考えるインタビュー

「人は助け合って生きるんだよ。」
誰しも幼い時に、そうやって教わったのではないでしょうか。

しかし大人になるにつれて
この人は何に困っていて、自分には何ができるのか…?
その問題は複雑に絡み合っていき…
一筋縄ではいかないような気がしてしまいますよね。
そうして、人はだんだんと自分とその周りのことばかりを考えるようになってしまう、そんな気もします。

助け合うって、いつの間にこんなに難しくなったんでしょうか。

今回のインタビューの主人公は”あきさん”です。
国際協力を志していた中で、「真に人を助けること」とは何かを学んだと言います。
早速話を聞いてみましょう。

あき
東京学芸大学卒。
在学中カンボジアでの教育支援、ニュージーランド、ハワイ大学に留学を経験し、
ハワイ大学在学中に、TESOL(英語教授法)を取得。
帰国後は、国際支援、外資企業での勤務を経て、現在は牧師になることを決心し猛勉強中!!

人生の”使命”は何かを探していた学生時代

インタビュアー

本日はよろしくお願いします!
あきさんはいつもお世話になっているのですが、過去のお話などを聞いたことはなかったかもですね…

改めてあきさんは、学生時代はどんな人だったんですか?

あき

高校時代はプロサッカー選手を目指して目の前の練習に必死になっていました。サッカー一筋という感じですね。
そんな僕にとっての転機は浪人時代で、ちょうどその時期に父が癌で亡くなって。

それから「人生には限りがあるんだ」ということを強烈に感じてから
これから僕はどう生きていったら良いのだろう…?ということを、本気で考えるようになりました。

勉強よりも、兄の部屋にあった自己啓発系の本を読み漁ることが多かったり、本気で人生について悩んで、
僕は「人生には必ず自分が果たすべき使命がある」と思っていたから、
大学に行ったらそれを見つけたい!と思っていました。

少し時間は遡りますが
中学生の時には、実はいじめを受けていた経験もあって
「苦しんでいる人を助けたい」という思いが強かったんですよね。
また、当時授業で青年海外協力隊の話を聞いて
世界には貧困などの問題で、多くの苦しんでいる人がいる、そしてそれを助ける仕事があるということを知って、すごく感銘を受けたことを覚えています。

それもあって大学生の時は、国連や国際支援の仕事をしたいと思っていて、
ニュージーランドへの短期留学・ハワイ大学へ1年間の留学や、カンボジアへ教育ボランティアをしに行ったりと、積極的に活動していました。

たくさんの経験をできたとは思うのですが、
それでも人は経験では変わらないな、というか…
自分自身だけが持っている価値、そしてやるべき使命というのは、どうしても分からなくて、半ば諦めていた…

といったような学生時代を過ごしていました。

考えが180度転換した「ペテロ」の話

インタビュアー

そんな中で確か、高校の同級生をきっかけにして、聖書を学ぶようになったんですよね。
最初話を聞いたときは、どう思いましたか?

あき

初めて話を聞いた時、聖書の人物の「ペテロ」について話を聞いたんですよね。
それで、僕の考えが180度変わりました。

【ペテロとは】
イエス・キリストの一番弟子。
元々漁師だった身分からイエスに導かれ弟子となり、やがて一番弟子としてイエスの言葉を多くの人に伝える使命を果たした。初代ローマ教皇。
欧米でよく使用される「ピーター」という名前は、ペテロが由来とされる。

あき

ペテロは
漁師として<進路>という自分と同じ人生の悩みを抱えているところから、
イエスの「私についてきなさい。あなたを人間をとる漁師にしよう」
という一言の言葉によって人生が大きく大転換し、自分の使命を悟って、
一切の迷いもなく人生を生きていった人だと知りました。

そうやって自分の使命を確信したからこそ、十字架にかかって亡くなる時でさえも苦痛ではなく、笑みを浮かべるほどに生きていったんだなって思ったら、衝撃を受けたんですよね。

その話を聞き、
神様の言葉・つまりそれほど真実で真理の言葉でなければ、
人生は大きく転換することはないし、自分の使命のようなものを分かって全力で生きることはできない。
そして自分もペテロのように変わりたい。そう強く思いました。

インタビュアー

なるほど…
人生における使命を探していた自分の姿と聖書のペテロがリンクしたんですね。
実際それから教会に通うようになって、自分の中に変化はありましたか?

あき

一番大きい変化は、「人生に対する迷いがなくなった」ということだと思います。

それまでは、朝起きてから寝る時まで、どこか心の奥底にもやもやみたいなのがあって。
それってたぶん、突き詰めて考えると「自分は何をすれば良いんだ」「どこをゴールにして自分は走っているんだ」みたいな、漠然とした不安からくるものだと思うのですが…
だから無意識的に、自分にブレーキをかけていたんだと思います。

それが教会に通うようになってからは、人生を生きる目的がはっきりわかるようになった、だからそこに向けて全力疾走するだけ!という風に考えられるようになったんですよね。
だから、生活にパワーが満ち溢れるという感じ。

それが実際に目に見える形になったのは、
教会に通いたての学生時代、ハワイ大学に1年間留学した時でした。

僕はハワイ大学に留学する目的を、その当時学んだ御言葉を元に
「1年間で自分自身を大傑作品に作る」と、はっきり定めて向かいました。
だから、自分をもっとよく作るためには、なんでもチャレンジしたいと思っていました。

そこでいろんな機会を経て、TESOL(ティーソル)という、
「英語が母国語ではない人々向けの英語教授法に関する資格」をとる、
という選択肢が生まれた時には、悩むことなく手を上げました。
実際1年で取るのはとても難しい資格で、留学先ではかなりの反対も受けましたが、それでも僕には悩みがなかったので押し切って…笑

僕は元々、そんなチャレンジをするようなタイプの人間ではなかったのですが、
留学先では「自分をもっと良く作るためのチャレンジなら惜しまない」と思って、本当に全力疾走できました。

その結果、無事資格も取ることができたし、その努力が認められたおかげか
ハワイ大学の留学生としては初めて、卒業式でレッドカーペットを歩く
という名誉な経験もできました。

他の人の目や、誰かがこういうから、に左右されることなく
目的をはっきり知ったから、悩みを抱えず全力疾走できる人生
そう変わったことが、一番大きな変化だと思います。

本当の支援、真に人を助けられる人になりたい

インタビュアー

そんなあきさんですが、今後あきさんがしていきたいことはどんなことですか?
やはり国際協力の分野に関わりたい思いがあるのでしょうか。

あき

そうですね、根本の「苦しんでいる人を助けたい」という思いは全く変わっていないです。

ただ僕自身、国際協力に関してとても考えさせられる御言葉を聞いたことがあって、それが
『食べられないことや貧困、そう言ったことも大変な問題だが
1番の根本の問題は、人生の問題に縛られて生きていくことであり、また本当の愛を知らないことだ。』

という内容でした。

確かに、例えば難民の分野においては
食糧や貧困の問題も、もちろん大きな問題ですが
難民が一番求めていることは、「教育の機会が欲しい」ということなんですよね。
これってつまり、もう一度学び直して人生をより良く生きたい、という心の声のように思えて。

肉体だけが生きているだけでなくて、
「ちゃんと学んで、真の意味で生きること」
それが願いだし、根本の問題だと感じました。

そしてもう1つ、支援や助けるという観点で大事にしている言葉があって、それは
『本当の先進国は、命を大事にする国だ』という言葉です。

人間の尊厳や価値、それをはっきりと分かって大事にできる国・人
それが真に発達している国だという話は、僕自身とても腑に落ちました。

だから僕は、この御言葉を学んだ者として
本当の先進国が増えるように
多くの人に教育を、人間の尊厳や価値・そして人生の生き方を
そして御言葉を、多くの人に教えられる人になりたい。

これが僕だからこそできる、本当の支援の形だと思っています。

優しくも強い信念を持って
人生を全速力で走るあきさんのインタビューでした!!!

命を大事にする先進国、日本もそうなっていくと本当に良いなと願っています。

あきさん、本当にありがとうございました!