助産師 兼 アニメ製作!?
「弱かった自分だからこそ、
心と愛の問題を伝えていきたい」

助産師 兼 アニメ製作!?<br>「弱かった自分だからこそ、<br>心と愛の問題を伝えていきたい」

・虐待
・いじめ
・離婚
・過労死
・精神疾患
・依存症

なぜ社会には、これほど多くの問題があるのでしょうか。
そして、なぜそれらの問題は
どれだけ技術や時代が進歩しても解決されないのでしょうか。

今回は、マンガやアニメなどの作品を通して
社会問題について考え、神様について教える啓蒙活動をされている
『オヤビンとコブン』の
アニメ作成担当、リリーさんにお話を聞きました。

リリー
1995年生まれ、愛知県民。
マザーテレサに憧れ、学生時代はボランティア活動に勤しみ、助産師を志す
県内の産婦人科で勤務しつつ、休日は毎月1作品を目標に趣味の映像制作に取り組む。
愛用ソフトはAdobeのPremiereとAfterEffect。
「いかに面白く生きられるか」が人生のモットー!

「心の問題が根っこの問題」、そう確信している

インタビュアー

リリーさん、はじめまして!
私も「オヤビンとコブン」の作品はいくつか見させていただいたのですが
どれも笑いあり、そしてその中に深く考えさせられる内容あり…
とハラハラドキドキしながら、見させていただいています。

そんな作品を作られているリリーさんですが
こういった作品を作るきっかけなど知りたいです!

リリー

ありがとうございます!とても嬉しいです。

きっかけは2019年の頃ですね。
麦わらさんがやっていた「オヤビンとコブン」を見た時に、とっても感動しました。
飾らずに等身大の姿で作品を作っているところ
そして社会問題という切り口で芸術作品を作っているところ

そんな作品に惹かれて、「もっと多くの人にこの作品を見てもらいたい…、自分も一緒に作品を作りたい…!」と思いました。

たまたま私は、映像編集などもできたので
アニメ化の話を直接麦わらさんに持ちかけました。
その時は15分だけ話を…と言ったのに、結局1時間半も電話で盛り上がってしまいました…笑
それが一緒に作品を作るようになった経緯です。

インタビュアー

作品を見て感銘を受けた、ということですが
以前から作品を作りたい、もしくは何か発信したい、といった思いがあったんですか?

リリー

元々アニメとかマンガとか…そういったものが好きでしたね。
あとは高校時代は演劇部だったりもして、何かを表現することには関心がありました。だから、芸術作品全般好きだったんですよね。

あとは、社会問題という観点でいうと
今は助産師として働いていますが、私はずっと「海外で働きたい」という思いを持っていて
学生時代は、NPO法人のプロジェクトに参加して、カンボジアへ医療ボランティアに行ったりもしていました。

そこで見た貧困地域は
日本だったら当たり前の手洗いもできなかったり、
当然あるべき手袋がないまま外科の手術を行ったり、
衛生的には杜撰で、医療水準も低い、とても悪い環境でした。

そういった物理的・経済的な環境の一方で、私自身痛感したことは
「心が強くなければいけない」ということでした。

それは私たち働く人たちが環境をどう乗り越えていくいか、という働いている人たちのメンタル面に対してもそうですが、
現地に住む人たちの、罪悪感もなく簡単に盗みなどの犯罪を犯してしまうといった、モラルや道徳を失った精神的な疲弊具合を見てもそう感じました。

日本では、うつ病や精神的な病気など心の問題が取り上げられることが多く、逆に海外は「ものやお金が不足している」、と思っていましたが
実は、海外も日本も、心の問題は根っこの部分では共通しているのではないか。
それなら、ものを豊かにするだけではいけないなと。

そこから、私自身もっと自分の精神面・心をもっと作らなくてはいけない、とも思いましたし
まずは目の前の日本という地で、「心の問題」を解決するために何かしたい、と考えが変化するようになりました。

そんな体験も、今の活動の背景になっている気がします。

大事な人との別れから気づいた”自分の弱さ”

インタビュアー

自分の心の弱さや心の問題に向き合う機会って少ないかなと思うのですが、
リリーさん自身、自分の心の弱さみたいなことを体感したエピソード、みたいなのはありますか?

リリー

聖書のことを学びたての頃ですね、とっても印象的な出来事がありました。

当時学生だった私は、宗教が大っ嫌いで。笑
なんか心が弱い人が宗教をやるってイメージもあって…

とはいえ、私が尊敬するマザーテレサがクリスチャンだという話も聞いて
神様を信じているからこそできたこともあるのかもしれない
それなら、神様を信じている人の感覚ってどうゆうものなのか
知ってみようかなと思い、学び始めることにしました。

今思えば、だいぶ上から目線ですよね…
ちなみに、お金を求められたらすぐ辞めようと思ってました…笑笑

そんなこんなで学んでいたのですが、
話は少し変わって、その当時付き合っている人がいたんですよね。

もう5年も付き合っていたし、老後の話もしたりして、なんかもう家族みたいな感じで…
お互いを支え合ってきたし、この人とこれからも一緒に暮らすんだろうなって漠然と思っていました。

ただ、ちょうどその頃急に
「好きな人ができたから別れよう」っていきなり別れを切り出されてしまって。

で、普通なら「そんなの嫌だ!別れたくない!」ってなるかと思ったら、
そんなことなくて
「いいよいいよ全然、じゃあ一回別れよっか」みたいな感じで、それで別れてしまったんですよね。

その後、改めて一人になると
言葉の通り「心にポッカリ穴が空いてしまった」感じがして。
すごく寂しい…すごく苦しい…
といった感情が湧き出て、一人で泣いたり、食べ物が喉を通らなくなったりして。

そして同時に、もう1つ気づいたことが
「自分ってこんなに弱かったんだ」ってことです。

言ってしまえば別れただけ、なのに
心は苦しくなって、自分自身の価値も分からなくなってしまって…
なんでこうなっちゃうんだろう…?
別れただけなのになぜこんなにもマイナスな感情が出てしまうんだろう…?って。

それはやっぱり、誰かと付き合うことで騙してきた自分の本音、みたいなことだったんと思うんです。

その出来事が自分の弱さを自覚するきっかけにもなりましたし、
聖書を学び、教会に通う中で、そんな自分の弱さや愛の問題に立ち向えたんだと思います。

私だから伝えられるメッセージがきっとある

インタビュアー

最後に、「オヤビンとコブン」を通して、またはリリーさん自身が
今後やりたいことなどがあれば教えてください!

リリー

オヤビンとコブンでは、日本にある心の問題に対するメッセージを
アニメを通して伝えていきたいです。

また本業での、助産師としての仕事も貴重だなと思っています。
出産現場での立ち合いはもちろんのことですが
発信をするという観点では、小中学校で「命の授業」というものを助産師がやることがあります。

これは、純粋に「命の成り立ち」を伝える側面もあれば、
「命の価値」といった、総合学習・道徳に近い側面も含めて伝える場なんです。

そこで私は、助産師という出産に携わっている人の観点からもそうですが、
何より神様のことを知っている私だからこそ伝えられるメッセージがあると思っています。

自分自身が、すごく強い人間だったり、物知りな人だからという訳ではないけれど
さっきお伝えしたような、自分の弱さや愛の問題に悩んで、神様に出会って立ち直れたという経緯があるからこそ、伝えていきたくて。

この他にも、心の問題や愛の問題が世の中にはたくさんあるけれど、それにどうやって立ち向かっていくのか、そうして命を大切にしていくべきか
そういったことを、私なりの観点で研究しながら、伝えていきたいと思っています。

心の問題・愛の問題……
そういった問題に対して「自分だからこそ伝えられるメッセージ」を力強く伝えていこうとするリリーさんに、とっても力を受けました!

リリーさん、ありがとうございました!!!